巨峰(ハウス・露地)
ぶどうと聞くと、だれもが真っ先にイメージする品種が、恐らく巨峰だと思います。
と、言いますのも、今のところ日本では栽培面積1位。その時点で、日本を代表する品種はやっぱり巨峰だといえるでしょう。
巨峰は1937年に静岡の大井上康氏が、「キャンベル」の変異種である「石原早生」と「ロザキ」の変異種である「センティニアル」を交配して作出した品種で、糖度は18~20度程度でとても甘いぶどうです。
糖度も高いのですが、適度に上品な酸味があり、しまった果肉が魅力的な、とても美味しい品種です。
色は、紫黒色で果粉が多いのも特徴です。
実は、巨峰は種有りの方がかなりおいしく、種無しにすると味が薄っぺらくなってしまいます。
ぶどうの中でも種離れのよいことで知られている巨峰ですから、種無しを選ばれたほうがいいかも知れませんね。
果皮の剥きやすさは普通くらいです。
とてもポピュラーなぶどうの割に栽培は難しく、専門知識がないと栽培はうまくいきません。
山銀ぶどう園では、巨峰は露地で栽培するものと、ハウス栽培するものの二種類がございます。
食べ比べてみると、味の違いが楽しめるとおもいますよ。